ベアトの旅立ち

  • 2012.05.09 Wednesday
  • 15:15
はじめまして。4月から写真美術館のインターンとして事業に参加している若杉です。今回ははじめてブログを書かせて頂いてます。よろしくお願いします。
さて、GW大盛況のうちにベアト展が終了し、一昨日は次の展示に向けた展示室の撤去作業やゲディのクーリエと作品のコンディションチェックを行いました。そして、今日はゲティ美術館からお借りした作品たちを成田までお見送りです。

作品を丁寧にトラックへ載せています。
セキュリティ抜群の成田空港の貨物地区に入り、設備や積み込みの技術に圧倒されてしまいました。ベルトコンベアに乗って倉庫内を行き交う荷物を見ていると、SF映画の中にいるようでした。

ただ、私にとっては頭の上を飛び交う英語を理解するために最大限の集中力が必要であり、その力が尽きた頃には子守唄にしか聞こえませんでした。
なにはともあれ、4月から刺激の多い毎日を過ごさせて頂いてます。1年間のインターンということで、もしかすると皆様の前に現れることもあるかと思いますが、その時はどうぞよろしくお願い致します。

ブログ担当の三井です。というわけで、これからもインターン若杉さんはたびたびブログに登場すると思いますので、どうぞよろしくお願いします(^-^)
さて、成田空港の美味しいもの情報!

四川定食です。担々麺と麻婆豆腐がセットになった辛い辛い定食です。(激辛というわけではなく、辛いものコンビという意味で)案外、担々麺のクリーミーなスープは、濃厚ですが、全体に優しいお味で美味しくいただきました。
ぜひ!
ではまた( ´ ▽ ` )ノ

フェリーチェ・ベアトの東洋閉幕と新たな旅路

  • 2012.05.08 Tuesday
  • 18:17
JUGEMテーマ:幕末 歴史
 こんにちは、東京都写真美術館ブログ担当三井です。
一昨日、ゴールデンウィークと共に「J・ポール・ゲッティ美術館コレクション フェリーチェ・ベアトの東洋」展の幕が引かれました。会期中、多くのお客様が熱心に鑑賞される姿を見て、学芸員冥利に尽きる思いでした。ご来場戴きましたお客様、本当にありがとうございました。


そして、ゴールデンウィーク特別フロアレクチャーへご来場戴いたお客様、本当にありがとうございました。全8日のプログラムでご参加戴いた皆様は811名。最も多い日は149名のお客様にお聞き戴きました。当日は、A3サイズのフリップを使用するなどの工夫は致しましたが、実作品をご覧戴けるお客様が限られてしまう中でのレクチャーとなり、ご不便をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
皆様にご覧戴いたゲティ美術館の写真作品は、ロサンゼルスへ旅立ちます。これらの作品が再び日本の地へ訪れるのは、いつになることでしょう。貴重な作品の展示に関わることができたことを改めてかみ締めております。
なお、当館のショップでのみ日本語翻訳付きで手に入る“Felice Beato:A Photographer on the Easten Road”については、引き続き販売致します。ご興味がある方は、ぜひ当館ショップ・ナディフx10でお求め下さい。

そして、来年の3月開催予定の「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 北海道・東北編」開催へ向け、新たな旅路へ。調査の模様について、こちらで少しずつ報告させて戴こうと思っております。すでに先月から現地調査がはじまっています。先月は、函館市立図書館と市立函館博物館へお伺いしました。図書館には田本研三の写真が多く収蔵されており、博物館には横山松三郎の作品が多く収蔵されています。今回の開拓展では、この時代のネガ原板についての展示ができそうな予感です。150年前の原板から焼き付けられたプリント。多くの場合、私たちはプリントに出会えるだけで幸せです。今回は、対応するコロディオン湿板方式によるネガ原板も調査できました。まだ詳細はお話しできませんが、ご期待戴けそうです。
(^^)/


さて、今回のおいしいもの情報。
ガーデンプレイスにできた新しいお店のご紹介。ここはもう本当に肉。コレステロール上等です。でも、これが美味しいんですって。

眼を見張るパワフルさのハンバーグ。
メインだけでなく、オードブルもドスンとしたベーコンのキッシュだったり、冷製ポタージュがザブンと出てきたり。。。それでいて、ちゃんとリーズナブル。力一杯おすすめです。
ぜひ!!

ではまた

ゴールデンウィーク特別レクチャー

  • 2012.04.29 Sunday
  • 16:35
JUGEMテーマ:幕末 歴史
ご無沙汰しております。東京都写真美術館ブログ担当の三井です。 本日は、「J・ポール・ゲッティ美術館コレクション フェリーチェ・ベアトの東洋」(PCの方はこちら)のゴールデンウィーク特別レクチャー初日でした。
 
こうして展示室でお話しさせて戴くと、本当に皆さん熱心に聞いて下さるんです。とてもありがたく、そして、少しでも写真を楽しんで戴けるお話しができるよう、精進しなくてはと思いを新たにする瞬間です。ゴールデンウィーク特別レクチャーは5/6の最終日まで毎日14:00-15:00の予定で開催致します。 本展は、世界初のフェリーチェ・ベアトの回顧展。いうならば、フェリーチェ・ベアトと言う人物を展覧会として捉える起点。歴史的な展覧会です。巡回も東京会場のみ。
19世紀を愛するすべての人に最高のコンディションのオリジナルプリントでお届けする本展も、残り1週間となりました。最終日は混雑が予想されますので、ぜひお早いご来場をお待ちしております。

さて、本日のおいしいもの情報。先週は、来年の3月に予定されている「夜明けまえ 日本写真開拓史 北海道・東北編」の調査で函館へ行ってまいりました。そりゃ、函館ですから、塩ラーメンです。(すみません、偉そうにいいましたが、実は初めて知りました。。。)今回は、この展覧会の巡回先である函館市立美術館にほど近いお店。
 
見てお解りの通り、白濁系ではなくおすましさん。麺はきっちりエッジの効いた細めの固麺。安心感のあるおいしさでした。ちなみにこちらは本当に出てくのが早い。ボックス席にも関わらず、舜速で運ばれてきます。あの早さは謎です。 そして、久しぶりの更新なので函館おいしいもの情報をもうひとつ。そりゃ、函館ですからハンバーガーです。
 
僕が戴いたのは、エッグバーガー。カレーといい、オムライスといい、本当にガッツリガッツリのお店ですが、味が悪いわけではなく、むしろ美味しい。東京にもあったらいいなと思ってしまうお店です。
ではまた。

第29回東京新聞生活セミナーのご報告

  • 2012.03.25 Sunday
  • 10:09
 こんにちは、東京都写真美術館ブログ担当の三井です。
さて昨日、新宿歴史博物館講堂において開催されました「第29回東京新聞生活セミナー」でフェリーチェ・ベアトを中心としたお話しをさせて戴きました。


会場の様子

19世紀写真技術の歴史をかい摘んでご紹介してから、フェリーチェ・ベアトの作品に触れました。お客様がとても熱心で、講演している時から「うんうん」と肯いて下さったり、笑顔がこぼれたりと、お話しをさせて戴く者として、本当に嬉しい時間を過ごすことができました。
ご来場戴きましたお客様に、あらためてお礼を申し上げます。
m(_ _)m

そして、このご報告について東京新聞にも掲載戴きました。



さて、開催中の「J・ポール・ゲッティ美術館コレクション フェリーチェ・ベアトの東洋」(PCの方はこちら)が開幕して20日目を迎えました。とても多くの方にご来館いただき、好評を戴いております。
会期は、ゴールデンウィーク最終日の5月6日までです。
ですが…。ゴールデンウィークは、混雑が予想されます。お時間の許す方はお早めのご来館を。ちなみに一番ゆったりご覧になれるのは、木曜、金曜の夜間開館時間(18:00-20:00)。お仕事や学校の後に、19世紀からのタイムカプセルで癒されてみませんか。

そして、来月の4日と16日は恒例のフロアレクチャーを16:00から行います。もちろん、ゴールデンウィーク特別フロアレクチャーも開催。4月29日から最終日5月6日までは毎日14:00から、展覧会場でお話しをさせて戴きます。
こちらもきっと、4日と16日の方がゆったりとご覧戴きながら、お話しができると思いますのでお勧めです。
ぜひ、いらしてください。
こころより、お待ちしております。


お久しぶりです、今日のおいしいもの情報。
久しぶりだし、やっぱり恵比寿でしょう。久しぶりですから、やっぱりラーメンでしょう。
 
どうですか、麺の堅さがなんと9種類から選べます。これ、テンション上がりますよね。細麺のストレート。九州ラーメンの王道です。

もちろん様々なトッピングが選べるのですが、あえてのベーシック。のり、キクラゲ、チャーシューがトッピング。これも王道。しかし、ここからがこのお店最大の個性、スープがかなりもの凄くこれでもかというくらい濃厚なポタージュ風なのです。そして、フリートッピングは、紅ショウガ、白ごま、天かすのラインナップ。天かすはかなり新しい気がします。
某京都北白川に本店がある全国展開濃厚ラーメンと比べると、十分に軽いスープなのですが、その他の設えがすべて長浜ラーメンなので、サプライズ感はかなりなもの。
ぜひお試しを。

ではまた(^_-)

come to syabi and see everything yourself!

  • 2011.11.25 Friday
  • 16:39

ご無沙汰しております。
東京都写真美術館ブログ担当、三井です。
気づけばもう師走の声が…時の経つのは早いものです。
さてさて、現在J・ポール・ゲティ美術館展「フェリーチェ・ベアトの東洋」(PCの方はこちら)の準備を進めております。
ロサンゼルス-東京間の連絡や確認をするのに、本当に役に立ってくれているのが以前にも紹介しましたインターンのアレキサンドラ・フェドロフィチ=ヤツコヴスカさん。当館ではアレックスと呼ばれている彼女は、本当に優秀です。
さて、せっかくそんな彼女が来ているので、9月からいままで彼女が感じた日本・写美・仕事について、当ブログで紹介してもらいましょう。(^o^)
これより、彼女にバトンタッチします。


By way of introduction…

 

Sometimes it feels like words are overrated.

 

I spent three amazing months in Japan, working with Mitsui-san and the Tokyo Metropolitan Museum of Photography’s staff. I don’t speak Japanese. And I feel like sometimes words are overrated.

 

So instead of writing about my internship at syabi I will show it to you. Rely on my perspective or...

 

come to syabi and see everything yourself!*

 

By way of explanation…

 

my supervisor is usually at his office (not lying on the ground though)

my dress by Yuki Onodera is currently on view on the third floor. And look for my sky on the second one.

my far east you won’t see it. But you can imagine how far east am I from home.


my halloween
is long gone; my christmas is coming, come see the lights and Christmas trees in Ebisu Garden Place.

my languages. Oh, this one you’d have to hear. Every day at syabi we have our own language lab.  

And my “beauty in snow” - this is one is a secret. You will have to come to syabi between March and May, and discover it for yourself. And than you’d also discover what Mitsui-san and I were working on for the last months. See you then!

 

 

 

Taking this opportunity I would also like to say

 

ありがとうございました

 

to syabi for having me, for giving me this amazing opportunity to work with you and learn from you, and for all the patience and understanding you offered me.

Thank you.

 

 

 

Aleksandra (Polish intern at syabi)

 

 

 

 

*Interning at the museum of photography and showing you my poor-quality pictures taken by my camera phone I feel compelled to explain, I am not a photography student. I am a student of history.

 

 いかがでしたか。
どちらかというと、キリッとした印象のあるアレックスがこんな風に可愛い紹介をしてくれました。
Thank you Alecs!!

ちなみに、僕が不審な行動をとっていますが、彼女が書いているように展示室内の可動壁を調整するためにこのような姿勢をとっています。意外とちゃんと仕事をしている結果のポーズなのです(^^)
そして、「雪中美人」この謎は、1月にはきっと解けるでしょう。
この展覧会は本当に素敵なものになると思います。
是非ご期待下さい。

さて、おいしいもの情報。
ほんじつはこちら、幕の内弁当です。

いったいどこが幕の内??と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
このお弁当は、被災した資料のデジタル化プロジェクト(PCの方は
こちら)でお世話になっております東京工芸大学最寄り駅、中野新橋付近のお弁当屋さんのもの。
幕の内は4種類のおかずをすべて自分で選べる素敵なメニュー! その日の気分でガッツリからヘルシーまで思いのまま。(この日はA氏のチョイスだったのでかなりガッツリ方向^^;)土曜の作業日には、必ずといって良いほど食している最近、大のお気に入りです。

最後に、現在当館では「関羽がやってくる ニャア!ニャア!ニャア!」(PCの方は
こちらもチェック!)を開催中。

東京都写真美術館のロビーは大変なことになっています。
ドズドス三井もチラリと登場。
商品をゲットできる館内ウォークラリーも開催中!!
クリスマスイブまでですから、お急ぎ下さいませ。

ではまた。

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