滞欧報告 その2 英国 オックスフォード(イングランド)編
- 2015.08.03 Monday
- 14:38
JUGEMテーマ:イギリス
ご無沙汰しております。ブログ担当、三井です。
さて、フランス編から、ずいぶん時間が開いてしまいました(その間にnya-eyesに追い越されてしまいました。汗 PCの方はこちら)が、今回は英国編をおおくりします。日本ではひとくちにイギリスといいますが、本来はユナイテット・キングダム(UK)です。僕が訪れた直前に国民投票があったことでも明らかですが、イングランドとスコットランドはパスポートこそ必要ありませんが、別の国といった方が良いかもしれません。この2国(?)を中心に訪れたので、こちらのレポートをお伝えします。
まず、訪れたのはオックスフォード大学のピットリヴァース博物館(PCの方はこちら 英語)。こちらは以前、RD3-Projectの展示を行ってくれた関係(PCの方はこちら)で訪れておりましたが、今回は初期写真作品の保存環境調査のために訪れました。
写真資料を中心に保存している収蔵庫を説明するフィリップ・グローバー学芸員。
中性紙の箱を使って収蔵されていますが、一般的に日本で使われているものとは少し違い、蓋と身が別れないクラムシェル型をしています。
こちらは、サレンダー・ボックスとよばれる欧州の伝統的な保存箱に納められた日本の初期写真。
引火性が高いだけでなく、自然発火してしまうナイトレートフィルムは鍵の付いた冷蔵庫で保管されています。フィルムが自然発火してしまうことは映画『ニュー・シネマ・パラダイス』を思い出して戴くとクリアですよね。
余談ですが、オックスフォードを訪れる日本人は決して少なくないそうです。でも、その多くが魔法使いの少年が主人公の映画の舞台として使用されたロケ地を見学する観光客で、それだけ見るとすぐに立ち去ってしまうらしく、フィリップはそれが悔しいといっていました。ハリーも良いですが、オックスフォードの魅力はそれだけではありません。訪れる機会のある方は、ぜひ街を散策されることをおすすめします。
さて、美味しいもの情報。
イギリスといえば、美味しい?と思われる方もいらっしゃるかも知れません。でも、ちゃんと美味しいものがあります。まずは、ジャケットポテト。茹でたジャガイモに何かをかけるお料理を指すのですが、こちらの写真はベイクドビーンズと鶏肉のホワイトソースがかかったそれ。物価の高い英国でも安心して注文できる素朴な一品です。イギリス料理といえば、フィッシュ&チップスと思われている方もいらっしゃいますが、それだけではないんです。特に、博物館や教会のカフェで注文する時は、まず外れがなくてお勧めです。
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